シェルターの技術

COOL WOOD Q&A


Q1.木造で耐火建築物を建てる意義は?

木造耐火技術の確立によって、鉄筋コンクリート造や鉄骨造でしか建てられなかった建物、つまり大規模・中高層の木造建築物が建てられるようになっています。新たな市場の創出によって木材の需要が増加することで、林業の活性化、森林環境の整備、地域経済の活性化につながります。

Q2.耐火性能を求められる建築物は?

建物に求められる耐火性能は、建築地の防火地域規制、建物の用途・延べ面積・階数、建物の最高高さ、軒高さによって異なります。

防火地域

準防火地域

法22条区域

■準防火地域

※1 木造(その他建築物):
延焼のおそれのある部分の外壁・軒裏は防火構造とする
※2 技術的基準適合建築物:
準防木三戸と呼ばれ、一定の防火措置を行えば木造とすることができる(令136条の2)

■法22条区域

※3 木造(その他建築物):
学校などの特殊建築物の延焼のおそれのある部分の外壁・軒裏は防火構造とする(法24条)
1.000㎡ごとに防火壁を設ける(法26条)

Q3.木造耐火建築物をつくるには?

耐火建築物を設計する方法として、ルートA(仕様規定)、ルートB(国土交通省告示の耐火性能検証法によるもの:性能設計)、ルートC(高度な設計法として国土交通大臣が認めるもの:性能設計)の3つの方法が規定されており、木造建築物でルートAを採用する場合、「メンブレン型」、「燃え止まり型」、「鉄骨内蔵型」の3通りが実用化されています。

耐火建築物を設計する方法

Q4.COOL WOODって何ですか?

日本・カナダ・スイスで特許を取得している、燃え止まり型の耐火部材です。2014年に木造2時間耐火、2017年に木造3時間耐火の国土交通大臣認定を日本で初めて取得しました。木を現しにした唯一の2時間耐火部材です。また、実用化されている木造3時間耐火部材はCOOL WOODのみとなっています。(2017年12月現在)

【受賞歴】
第6回ものづくり日本大賞 製品・技術開発部門 特別賞
第1回ウッドデザイン賞
山形エクセレントデザイン2015 技術デザイン賞

Q5.どの部位に使えますか?

1時間耐火仕様は柱・梁・外壁、2時間耐火仕様は柱・梁・間仕切壁・外壁・床(壁は耐力壁)3時間耐火仕様は柱・梁に使用できます。

Q6.樹種指定はありますか?

樹種指定はありません。荷重支持部材にも、柱と梁の表面材にもあらゆる樹種(杉、唐松、桧etc.)がお使いいただけるため、地域産材の活用も可能です。 荷重支持部は製材、無等級材、集成材、LVL、一部CLTで認定を取得しています。 より詳細なCOOL WOODの仕様についてはお問い合わせください

Q7.梁に貫通孔を設けられますか?

梁に貫通孔を設けることは可能です。

Q8.他の構造と併用できますか?

木造だけでなく、鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)との混構造・ハイブリッド構造にも使用できます。高層ビルをつくる場合、基礎とエレベーター・階段室等をRC造で構築して地震や風による水平力を受け持ち、鉛直荷重を木造の柱で支えることで、コア以外は木材を多用し、木質感溢れる構造にするということも可能です。
S・RC造のビルの上階を木造で増築することもできます。木造は比較的部材が軽く、運搬しやすいため、高所の増改築に適しています。

Q9.COOL WOODを使うには?

COOL WOODは(一社)日本木造耐火建築協会を通して技術をオープン化しているため、全国の工場で製作・供給が可能です。構造・防耐火設計、製作、施工まで一括でサポートいたします。まずはお問い合わせください。また、COOL WOOD以外にも、木造耐火に関する疑問等がございましたらお気軽にご相談ください。

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